雨樋ってどんな役割をしてるの?
雨樋(あまどい)は、屋根面を流れていく雨水を集めて、排水溝や下水へ誘導する設備で、雨の多い日本では建物に欠かせない設備です。
屋根に隠れて普段はあまり目立たない部分にはなりますが、この雨樋が台風の影響で壊れてしまったり、草木の枯葉などによって詰まってしまったりすると、屋根から外壁に雨水が直接流れていくことになり、外壁がすぐに劣化してしまいます。
また、屋根から地面に直接水が落ちていった場合にも、建物の基礎部分に水が染み込んでしまい、結果として家の寿命を縮めることになってしまいます。
修理交換のタイミングはいつ?
雨樋の素材によって劣化までの期間の幅はありますが、雨樋の寿命は20~25年ほどと言われています。
特に以下のような症状が出てしまっている場合は、交換または修理をおすすめします。
劣化症状のサイン
雨が降ると、ポタポタ雨水が垂れてしまっている
雨樋が割れて変形している
雨樋の取り付け金具が外れてしまっている
雨樋の色が変色している
家を建ててから20年以上経過している
大切なお住まいを守るためにも、雨樋は築20年を経過したら交換をしましょう!!